やさまるができるまで

やさまるが出来るきっかけ

田畑に囲まれた田舎の環境で、自宅で採れた野菜や米をたくさん食べて育ったのに、私の二人の子供はひどいアレルギーでした。娘はアトピーと喘息、息子は喘息の認定患者でした。
毎日仕事が終わると二人を耳鼻科に連れて行き、喘息治療の吸入をさせ、たくさんの薬を毎日飲ませる生活に、疑問を抱いていました。
娘はアトピーなので、お風呂上がりは体中薬を塗りテカテカな状態にします。やがて肌が黒ずんで来て、「こんなことを続けていたらこの子の体はもっとひどくなるのではないか」と怖くなりました。小さい時から薬漬けの生活から早く抜け出したいと、病院の先生に尋ね、高いシーツや掃除機も買いましたが、子供たちのアレルギー値は変わりませんでした。

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Sinary化粧品との出会い

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そんな悩みを抱えていたとき、偶然Sinary化粧品と出会いました。私は、化粧品の匂いが嫌いで、何もつけたくなかったので、化粧品屋は嫌いでした。当時特別支援学校の教員だった私は、口に入れられないものをつけることは嫌だったので、顔はシミだらけ、肌もがさがさでした。化粧品嫌いの私が素直に話が聞けたのは、出会った方が、化粧品成分の話を大地に例えて話してくれたからだったと思います。
 娘と行ったSinary化粧品のセミナーで、子供たちのアレルギーの原因の糸口が見えたような気がしました。自然の力は偉大で、免疫力も抗菌力も持っていることを知りました。少しずつ勉強したことを元に、生活の中の日用品や食事を変えていくと、不思議と子供たちのアレルギー値は下がってきて、症状も改善され始めました。今まで知らなかったことばかりで、セミナーに通うのが楽しくなりました。
 出会ってわずか半年で、私は今まで大好きだった教員の仕事を辞め、私の大嫌いだった化粧品の仕事をするべく東京に勉強に通いました。

農業の捉え方の変化

農薬はなんとなく悪いと思っていたので、「大丈夫だ」と言われても最低限しか使いませんでしたが、化学肥料の害も同じと知り、有機農業を勉強し始めたところ、こちらの混合飼料も輸入ものばかり・・・
そんな時出会った無農薬無施肥自然栽培を知り、「これだ!!」と思いました。主人も今までよりも草取りは大変になるが、とりあえずやってみようと言ってくれました。そして、全ての田んぼを自然栽培に変えました。
私の家は田んぼが1町3反あります。3分の1が砂地で残りは粘土質です。水が豊かで美味しいお米が採れます。今までの化学肥料を使った農業では1反あたり8俵~9俵取れていましたが、それを自然栽培にしたところ、1反あたり1.5俵に減りました。しかし、「大地の力だけで1粒の種がこんなに実るなんて」と、大地の恵みに感動しました。たくさん作っても安くしか売れない米農家より、安全なものを欲している少しの方に届けられればいいと思えるようになりました。

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「やさまる」 開店へ

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木の香りがたっぷりのお店に作りました。

我が家には先祖から受け継いだ農地と豊かな水があります。「こんなに恵まれた土地でできた安全な農産物を使った食べ物やさんがあったらいいな」と思うようになりました。
美味しい玄米を食べたいと探していたとき、酵素玄米と出会いました。玄米は胚芽まで食べるので、自然栽培の我が家のお米は最適です。玄米は消化が悪いのが欠点でしたが、酵素玄米は消化も良く、玄米の栄養素をそのまま摂る事ができます。そして何より美味しいのです。ほんのり塩味、もちもちして甘い。初めて食べたときは、心から感動しました。メニューのご飯は絶対酵素玄米にしようと決めました。
君津市には幻と言われた小糸在来大豆があります。今は保存会の方々の努力で、作る方も増えていますが、この大豆はとても甘いのが特徴です。この大豆を使ったお豆腐の美味しさをたくさんの方に知ってほしいと思いました。
もう一つ、採れたての安全な野菜をふんだんに使った定食を提供したいと思うようになりました。
 あとは建物があればOK。両親からの協力も有り、木の香りたっぷりのお店を地元の堀之内建設さんに作っていただきました。我が家の先祖からの贈り物の木も、随所に生かしていただき、建物が出来上がりました。
 お店の名前は、体に優しい、地球にも優しい、野菜をまるごと食べる、そんな思いをこめて「やさまる」に決まりました。調味料は自家製か、生活クラブ・パルシステムから身体に優しい無添加のものだけを取り寄せて調理することにしました。

やさまるの夢

私は特別支援学校の教員になった時から、「退職したら卒業生の子供達と、農業を通して一緒に活動できるアットホームな作業所を開きたい」と思っていました。思いがけず、化粧品店という仕事に転職しましたが、その夢は変わりませんでした。「やさまる」を開店し、その夢はより具体的になりました。
 地元には農業経験豊富なお年寄りがたくさんいます。そういったお年寄りに色々教えていただきながら、特別支援学校の卒業生や、引きこもりになってしまった子供たちがいつでも遊びに来られる社会参加への橋渡しの場を作りたいと思っています。主人が退職するまでに、「やさまる農園」の準備を整え、農園の作物をカフェで使い、販売していけるようにしていきたいと夢を膨らめています。
 「やさまる」の夢は、まだ始まったばかり・・・・・
たくさんのお客様に愛されるお店づくりを目指して、頑張っていきたいと思います。
どうぞ、よろしくご愛顧の程お願い致します。

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営業時間:Tue - Sat: 11am - 5pm

野菜の写真